my darling ミケちゃん❤︎

我が家の三毛猫、ミケちゃんは障害というかハンディキャンプ猫です。以前勤めていた会社に、ある日フラッと迷いこんできました。その時すでに右前脚の膝から下(人間で言うと)がありませんでした。患部を見てみると、生まれつきの障害などではなくあきらかに引きちぎられた様な感じで皮膚がジュクジュクと化膿してました。あー今思い出して胸が引きちぎられそうです！！一生懸命血のでる患部を舐めていたのでしょう。よく出血多量で死ななかったなと驚きました。色々想像してみた結果、恐らく冬の寒い日に、エンジンを切ったばかりの暖かい車のベルト部分で寝ていたところ、車に急発車されベルトに巻き込まれたのではないかと思います。

そんなミケちゃんは脚がないにもかかわらず、とてもすばしっこく狩りが上手でした。初めは懐いてなかったのですが、エサを与えはじめて10日目に私のしゃがんだ背中にスリッとしてきました笑。しめしめです。これを機にどんどんミケちゃんとの距離は縮まり、私が事務所から外に出る度に律儀に挨拶しに来るようになりました。これまた猫好きな妹と話し合った結果、ここまで懐いたら病院に連れて行けるだろうと。賢いミケちゃんはここでもすんなり大人しくケージにはいりました。あたかも誰かが自分の怪我を治療してくれるのを知ってるかのように。

そして獣医さんの診察の結果、このままだと膝下の皮膚がずっと地面と擦れて化膿したままになるので、肩から切断した方が良いとのこと。かわいそうですがそれが最善の方法だと思い、切断してもらうことにしました。最近知ったのですが診てくれた獣医さん、外科手術が得意だそうです。

右前脚がなくなって早くも4年経ちますが、出会った時同様とてもおりこうさん猫です。

しかし...唯一の欠点はどか食いするところですかね。。肥満が心配です。長時間家を空けて帰ってくると、必ずリビングのカーペットの上にポトッと何か落ちています。このポトッと落ちてる物は大概がシンクに置いてある三角コーナーから持ってきた残飯なんです！！三角コーナーから過去に持ち出した残飯はスナップえんどうやら、茹でたカリフラワー。思わず見て笑ったのが端っこの方をちょっとかじってみたもののカレー味にビックリしたであろうサモサ。そして今日究極の物がリビングに落ちてました！！さてなんだと思います？食器を洗うためのスポンジでした！！！家に入るなりの大爆笑でした。ホント猫って笑わせてくれます。

こちらカメラの前でばっちりポーズをキメるミケちゃん。そうでもないか...